年初めなので、気分も新たに目標を立てたり、為替や株価の予想記事があったりと、未来への展望が花盛りです。
未来を語るのは素敵なことですが、過去を少し振り返ってみても良いのかも、と思っています。
日経の景気株価特集
日経新聞の元旦は、景気株価特集と称して、著名な経営者が株価や為替の動向を予想しています。これはこれで予測の根拠が様々でそこそこ面白いのですが、言いっぱなしの感があります。
というのも、予測がどうなったかという検証の記事が見当たらないからです。
どうせなら、予想だけでなく、大晦日にでも予測と結果を比較検証すると、面白くて将来の予測を行う上でよい材料が得られそうな気がするのですが。
年初に目標設定するのは素敵です。ですが・・・
子供のころ(約30年前・・1987年ごろ)と比較すると、元旦の特別感、改まった感は年々薄れていると思いますが、それでも特別な日であることに変わりありません。
目標を立てるのに最も相応しい日とは思いますが、目標は元旦だけに立てるものではなく、むしろ思い立ったら目標設定して動き出したほうが良いのではないかと考えています。
また、目標と結果の検証から逃げてはいけないとも考えています。
以下、筆者の経験です。
年初に目標を立てる。ここまでは良いのですが、昨年までのことは綺麗にリセットして目標設定を行っていることが多々ありました。日々の積み重ねに連続性がないのです。
例えば、5kgダイエットするぞと決めて、達成できないどころか逆に1kg増加した場合に、増加した事実に目を背けて、改めて5kgダイエットを目標とするようなことです。
本当に目標達成したいのなら、1kg増加した時点で検証と見直しが必要にも関わらず、です。
目標設定は年初に縛られず、必要に応じて設定と検証
年初の目標設定を否定したいのではありません。
設定するなら結果をより真剣に求める(目標の検証をする)ほうがいいということ、目標の設定は年初に縛られないで、いつでも自由に設定すればよいということを言いたいのです。
また、目標達成までの時間は1年サイクルとは限りません。数年かかる目標もあるでしょう。
そう考えると、年初にのみ目標設定する意味は益々薄れてくるのではないでしょうか。
では、筆者はどうなのか?
偉そうに書きましたが、以上の記事は他の誰でもない、筆者自身に言いたくて書いたものです。
平成28年の目標はフルマラソン4時間切りでしたが、切るどころか、何と完走も出来ませんでした・・。
4時間を切れない原因は練習不足、完走できない原因は実力を見極めずに飛ばしすぎたことです。練習の感触で、4時間を切れないことは薄々感じながら、当初の目標に拘りすぎました。
今年(今後)は、目標の検証を頻繁に行い、必要に応じて目標を柔軟に変えながら、連続性を重視して過ごしていくことが目標です。
【編集後記】
本日は平安神宮に初詣に行ってきました。
毎年、境内で頂ける甘酒を楽しみにしていたのですが、今年は早く行き過ぎて甘酒コーナーがオープン前。飲み損ねました(>_<)
甘酒は9時からだそうです。