土地賃貸借契約書は印紙が必要だけど、建物賃貸借契約書は印紙が不要。なんで?

土地の貸し借りの際に作成する土地賃貸借契約書には、収入印紙を貼る必要があります。

逆(?)に、建物の貸し借りの際に作成する建物賃貸借契約書には、貼る必要がありません。

なんででしょう?

土地賃貸借契約書に収入印紙を貼る理由

土地賃貸借契約書に収入印紙を貼る理由は、印紙税の表にハッキリ書かれているからです。

これだけだとブログが終わってしまうので、もう少し考えてみます。

土地の賃貸借は、土地を貸し借りして地代を貰いましょう、という取引です。

ものを置くだけで土地を使うなら、それだけで良いのですが。

実際には建物を建てるために土地を借りることが多いです。

この場合、土地の賃貸借を簡単に解約できてしまうと、せっかくの建物が

維持できなくなって困ります。

そこで、建物を建てるために土地を貸し借りする場合は、その土地に特別な

使用権を設定することになります。

このことを、一般的には「借地権(しゃくちけん)」と読んでいます。

印紙税の税額表では「賃借権(ちんちゃくけん)」と表現されています。

税額表でいう「賃借権」は、もう少し幅が広くて

・先ほど出てきた「借地権」

だけでなく

・ただ単に物置き場として使うだけの土地を賃借する権利

も含んでいます。

つまり

土地を使う権利を取り決めた契約書には、収入印紙を貼ってくださいね

ということです。

(この考え方が、あとで生きてきます)

収入印紙の額は地代で判断しない

土地賃貸借契約書に貼る収入印紙は、「記載された契約金額」で変わります。

この「記載された契約金額」を、地代のことと考えて印紙を貼っている契約書を時々見かけます。

土地賃貸借契約は、「土地を使う権利を取り決めた」契約書です。

そのため、記載された契約金額は、地代ではなくて、土地を使う権利の金額、つまり権利金のことです。

特に建物を建てるための土地を使う権利を取り決めた場合は、権利金を取り決めることが多いです。

もしも、権利金の取り決めがない場合は、契約金額の記載がない契約書として、200円の収入印紙を貼ります。

建物賃貸借契約書は印紙不要

実は、建物賃貸借契約書という言葉は、印紙税の税額表に一言も出てきません。

印紙は、あくまで土地を使用する権利にかかるもの。

建物を使用する権利は似ていますが、印紙税の範囲外とされていますので

契約書に印紙は不要です。

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【編集後記】

大相撲初場所の結果は、いつもニュースチェック11で見ています。

稀勢の里関から伝わってくる悲壮感が辛すぎます。少しずつでも上向いて貰えると良いのですが、横綱の立場もあるのが難しいですね。

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