お客様とコミュニケーションを取る際、親近感は円滑になる要素です。
難しいのは、それが行き過ぎると馴れ馴れしさに繋がるところです。
違和感の正体
筆者が最近経験したことです。
とある手続きの為に、役所に訪問した時のことです。
その際、相談に乗っていただいた方の応対に、違和感がありました。
違和感の正体を改めて考えてみたところ
・親近感を演出しようとしている
・妙に馴れ馴れしい
・土足で踏み込まれている気がする
・専門用語を早口で喋る
が思い浮かびました。
親近感の演出
コミュニケーションを取る際、親近感は円滑になる要素です。
親近感があれば
・話している方は、安心して話すことができる。
・思わぬ本音を聞くことができる。
といった効果が期待できます。
だからといって、親近感を演出すると、違和感が生じます。
コミュニケーションの取りはじめの段階で
・タメ口で会話をする
・会話の中で、聞き手がついていけないタイミングで笑いが入る
・まるで親から言われているような物言い
のような、親近感を演出するようなことは、むしろ違和感が生じます。
親近感は信頼感から生まれるもの
親近感は、作り出すものではなく、信頼感から生まれるものではないでしょうか。
もっと言えば
親近感=信頼感
じゃないか、と思っています。
筆者が考える、親近感(信頼感)が生まれるポイントは
・やるべきことを当然のようにこなす
・与えられた課題に真摯に向き合う
・あくまで対等の立場で話し合う
・相手の心情を思いやる
・間違いがあれば、素直に認める
ではないかと思います。
違和感を生まない為に
親近感を演出したが為に、違和感を生んでしまっては元も子もありません。
違和感を生まない為には
・適度な距離感を保つ
・会話は、ですます調で
・会話のなかで、変な笑いを織り込まない
(自然と生まれる笑いはOK)
・幼子に話すような話し方はしない
を心がけると良いのでは、と思います。
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【編集後記】
定期検診を受けてきました。
検診を受けるたびに、メタボと言われるのを恐る私。
腹囲を測られる際、お腹に力を入れる(凹ませる)と
「リラックスして下さいね〜」とのお声が。。。