時間のない社会人が、どうすれば資格試験に合格できるか。
過去の経験から考えてみました。
最初はなんとなく理解でヨシとする
完全に理解するまで次のテーマに進んではいけない。
勉強していると、このような考え方に陥りがちです。
一つのテーマを完全に理解するまで踏みとどまっているよりも
何となく分かった気になったら、次のステップに進んだ方が良いです。
理由は次の2つ
(1) 試験の全体像をなるべく早い時期に把握する。
(2) 完全に理解するまで読み込んでも、大抵すぐ忘れる。
特に、独学で勉強している場合、(1)はとても重要です。
理解だけでは試験に合格できません。
理解したことを自分のものとするために、次のアウトプットが大事です。
理解とアウトプットを繰り返す
何となく理解できたら、次のステップとして、直ぐにアウトプットを行ってみます。
基礎知識を確認するレベルが良いです。あまり高度な問題は解けない可能性があるので
心が折れやすくなります。
学習直後にアウトプット→1時間後にアウトプット→食事後にアウトプット
→1日後 のように、アウトプットを繰り返します。
繰り返しの間隔は、個人差があるので自分に合った間隔を探します。
アウトプットできたら、次のテーマに進みます。できなかった部分は、もう一度
理解→アウトプットを行います(できるまで)。
折れない心
理解できなかったり、勉強した内容を忘れていると、心が折れやすいものです。
翌日に忘れていると、自分の無能さに呆れ返ってしまいます。
そして、それがモチベーションを下げたり、勉強への恐れを生みます。
理解できない時は、知らないことを勉強するのだから理解できなくて当然と割り切る。
覚えていなかった時は、人間の脳はもともと忘れやすいと割り切る。
自信を喪失してしまった時は、より基礎的な内容に立ち戻って、自信を回復させるのも
有効です。