試験勉強は独学と専門学校のどちらが良いか

資格試験の勉強は、独学の方もいれば専門学校の人もいると思います。筆者は、日商簿記3級と2級は独学、1級は独学ののち専門学校、税理士試験は専門学校でした。

独学が良いのか専門学校に通った方が良いのか、その見極めに悩むこともあるかもしれません。税理士試験でも独学で合格された方が筆者の周りに数人います。

当記事では、筆者の経験をもとに、独学と専門学校のどちらが良いか、その見極め方を書いてみます。

 合格必要度が高くないか時間があるならまずは独学で

資格試験の目標は合格ですが、合格に向けてのスピード感は人それぞれです。なるべく早く合格したい、ライフワーク的で結果的に合格すればよい、など。

年齢が20代前半なのか40代なのかも、合格後のことを考えると試験に関われる時間は自ずと決まってくる筈です。

専門学校に通うと費用も掛かります。

したがって、まだ20代前半と若く、結果もそう差し迫って求められていないのならば、独学をお勧めします。

何より費用を抑えることができますし、万が一その道(筆者だと簿記)が向いていないと悟った時の撤退も、費用が掛かっていない分気軽にできる筈です。

筆者は、日商簿記3級、2級を受験したのが23歳、1級は24歳でした。この時期は、税理士になりたいという強い意志もなく、日商簿記を順番に受験していけばいいかな、程度の気構えでした。

3級は1回で合格、2級は惜しく2点差で不合格、2回目で無事合格できました。しかし1級はテキストを読んでも理解が進まず大苦戦。試験は当然不合格。2回受験しましたが、1回目は20点台、2回目は10点台と、散々たる有様でした。

独学で無理と悟ったら専門学校に頼る

独学で合格レベルに達するか否かは、試験の難易度や本人の勉強のセンス、意志の強さで決まりますが、試験に合格したいのに独学では無理と悟ったら、サクッと専門学校に頼りましょう。

見極めるタイミングですが、1回受験して全く歯が立たない結果ならば、潔く独学は諦めたほうが時間を無駄にせずに済みます。

惜しい結果ならば、勉強の方法は間違っていなかったと証明されたようなものなので、もう一度独学で頑張ってみましょう。

筆者は、1級を独学で2回落ち、勉強の仕方も分からないため、遂に専門学校の門を叩くことになりましたが、1回落ちた時に判断していれば尚良かったと、今でも思います。

合格必要度が高く、なるべく早く結果を出したいなら専門学校へ

専門学校は、合格実績を積み重ねることで生徒を集めて商売しています。当然、合格のための勉強法や受験ノウハウを豊富に持っています。

引き換えにお金は掛かりますが、合格可能性は確実に高まります。

どうしても合格したいなら、独学など考えず専門学校に通った方が、時間が短縮できます。時間とノウハウをお金で買うと思えば、安いものです。

筆者は、日商簿記1級に合格する頃には、税理士に合格したい気持ちが強まっていました。また1級を独学で苦戦した経験もあったので、税理士試験は最初から専門学校に頼りました。運も手伝って、31歳で税理士として実務につくことができ、今に至ります。

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