暑い日のジョギングやマラソン大会、屋外作業は、何はともあれ熱中症を防ぐ必要があります。
ま、一番良い方法は涼しい場所で過ごすことにつきますが、そうも言ってられない時にはネッククーラーがオススメです。
気化熱で血液を冷やす
ネッククーラーは、気化熱を利用して冷やすための道具です。
首には太い血管が通っているため、ネッククーラを首にまけば、血液を冷やすことができるので、熱中症になりにくい状態を作ることができます。
厚生労働省のHPにあるリーフレットでも、熱中症対策の一つして首を冷やすことが推奨されています。
(もちろん、こまめな水分補給や、なるべく日陰に入るなどの対策も必要です。)
使い方は簡単
ネッククーラーの使い方は、至って簡単です。
まず、ネッククーラーを水に浸します。
軽く絞って、首に巻きます。
首の後ろにネッククーラーがあたるよう、メッシュ面を皮膚に向けて巻きつけます。
前からはこんな感じ。
締め付け具合は適当に調節します。写真の程度の締め付け具合でも、2時間ほどのジョギングでズレることは有りませんでした。
使用感レビュー
実際の使用感は、首に巻きつけた時は一瞬ヒンヤリしますが、数秒で慣れます。
ネッククーラーの重量は、水に浸す前は19g、浸すと69gで、気にならない重さかと。
筆者は5月下旬のハーフマラソンに出場した際に使用しました。その日のコンディションは気温27度か28度。蒸し暑さは感じませんが直射日光が厳しい状況でした。
ネッククーラーの効果を実感したのは、後半でした。
レースの前半は、正直なところネッククーラーが有っても無くてもどっちでも良かったように感じましたが、身体に熱が溜まってくる中盤から後半にかけて、妙に首筋が涼しいことに気付きました。
また、炎天下のマラソンにありがちな、頭がボーッとしてくる感覚を感じることが皆無でした。首から上は快適そのもの。
ただし、ネッククーラーが乾いてくると気化熱の効果が得られなくなりますので、体内だけでなくネッククーラーにも水分補給しましょう。
コスパ良し
筆者が持っているネッククーラーは、マラソン大会の会場で305円にて購入しました。
この程度のお値段で得られる効果を考えれば、コスパ抜群としか言いようが有りません。
正直なところ、効果がなくても安いからまぁいっか、といった軽い気持ちで購入したのですが、思いのほか効果がありましたので、ご紹介した次第です。
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【編集後記】
昨日新宿を歩いていると、イベントが開催されている関係なのか警視庁の広報テントがありました。その前を通過した際、警察官のお兄さんから「警察官どうですかー」とお声が掛かりました。
もう年なんで、と返しておきましたが、面白い採用活動をするもんだと妙に関心しました。