先日、仕事で国立国会図書館に出向きました。
ブルーマップと住宅地図のコピーを入手する必要があったためです。
(ブルーマップ、住宅地図についてはこちらを)
勤務時代は他の方に頼んでいましたが、ひとり税理士だとそうはいきません(^_^;)
というわけで、初めて国立国会図書館を利用した際のレポートをお送りします。
アクセス
国立国会図書館は、名前の通りで国会議事堂の近隣にありますが、どの駅から歩いても徒歩5分以上は必要です。
赤い丸印が国立国会図書館の入り口ですが、一番近い駅は有楽町線の永田町駅です。
永田町駅は他に南北線、半蔵門線が通っていますが、特に南北線は同じ駅名と思えないぐらい離れていますので、所要時間を読み誤らないよう注意が必要です。
初回は利用者登録が必要
国立国会図書館を初めて利用する場合、利用者登録を行います。
登録しなくても利用できるのですが、閲覧できる資料に制限がつくことと、来館の度に申請書を書く必要があるので、登録した方が便利です。
登録を行うと、登録利用者カードをもらえます。
この利用者カードを使えば、入退館は自動改札を使えるので、かなり楽です。
実際の色は水色です。余白を自動でカットしてくれるEvernoteを使ったら、色褪せてしまいました・・。
Evernoteで画像をとる方法はこちら
利用者登録は時間がかかることがあるので、余裕を持って来館した方が良さそうです。
筆者の場合、4人待ちで20分ほどかかりました。
入館前に荷物を預ける必要あり
国立国会図書館は、館内への荷物持ち込みの制限がかなり厳しいです。
・B5サイズ以上の不透明な(黒色などの)カバン
・コピー機、カメラ、スキャナなど
・刃物
・傘(折り畳み傘含む)
・その他
持ち込めない荷物は、入館ゲート前にコインロッカーがありますので、そこに預けます。
100円玉が必要ですが戻ってきます。両替機もあります。
財布やメモなどは、コインロッカーにビニール袋が置いてありますので、それに入れて持ち運びをします。
ちなみにスマホは持ち込みOKです。カメラ機能がついてますけどね・・。
利用方法
一般的な図書館だと、書架に並んでいる本を自由に閲覧したり借りたりできますが、国立国会図書館は館内での閲覧のみで、館外への持ち出しはできません。
閲覧方法
閲覧方法は独特で、一般的な図書館に慣れていると戸惑います。
次のような流れで行います。
1.館内に置いてあるパソコン(利用者端末)で必要な資料を検索
2.パソコン上で利用申し込み
3.資料を取りに行く場所が指定されるので、取りに行く。
4.用事が済んだら、取りに行った場所に返却する。
一回の申し込みで図書は3冊、雑誌などは10冊までしか申し込めません。
利用申し込み不要の資料もあり
一部の資料は、利用申し込みが不要です。
筆者が見たかったブルーマップや住宅地図は、利用申し込みが不要でした。
知っていれば無駄な時間を使わずに済んだのに、リサーチ不足でした・・・。
コピー方法
資料はコピーして持ち帰ることができますが、コピーを自分でとることは出来ず、申し込む必要があります。
1.資料を取りに行った場所で、コピーの申請を端末で行う。
2.本館2Fに複写カウンター(窓口)があるので、コピーの申し込みを行う。
3.しばらくするとコピーができるので、複写カウンターに取りに行く。
(出来上がったかどうかは、館内の端末で確認出来ます。)
4.資料を元の場所に返却する。
コピーは料金が必要で、白黒だとA4で約26円、A3で約52円必要です。
またコピーの申請から出来上がりまで20分程度必要なので、これも計算に入れておく必要があります。
食堂あります
本館6Fに食堂があります。
筆者は、日替わりランチに小鉢(サラダ)をつけてみました。
日替わりランチが570円、小鉢が100円です。これで670円は割安です。
ご飯は白米や混ぜごはん(この日はわかめご飯)が選べます。
まとめ
色々と面倒な手続きやルールがありますが、貴重な資料を守るためと考えれば仕方ないでしょう。
初回利用時はかなり時間を消費しますので、余裕をもって訪問した方が良いです。
筆者は午前に利用しましたが、思った以上に時間がかかり、午後の予定に間に合わせるために国会議事堂駅まで全力でダッシュしました。
呑気に桜の写真を撮っていたのも影響していますが。
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【編集後記】
国立国会図書館や国会議事堂周辺は、桜が綺麗でした。
写真を撮ってみたのですが、我ながらヒドい出来です。
桜の美しさが全く伝わってきません(汗)。