確定申告を間違えた場合はやり直しできる

確定申告を間違えた場合はやり直しできる

確定申告書を提出した後に、間違いに気付いたり、他の人に指摘を受けることがあります。

・医療費控除が漏れていた

・保険の満期があったのに申告してなかった

・経費が漏れていた

などなど。

結果として確定申告書の内容が間違えていた場合は、やり直しをすることができます。

やり直すと税金が減る場合

経費が漏れていた、医療費控除が漏れていたなど、きちんと申告すれば税金が減る場合は「更正の請求」と呼ばれる手続きにより、確定申告のやり直しができます。

更正の請求??何じゃそりゃ?と言われそうですが、確定申告と似たようなものです。

手書きだと、見慣れない書式なので戸惑うかも知れません。

こんなヤツです。

手書きもいいですが、国税庁のホームページなら必要項目を入力して印刷することもできます。

確定申告期間中と違い、案内が分かりにくくなった「確定申告書等作成コーナー」をクリックして・・・

画面の下の方に、更正の請求書の作成コーナーがあります。

やり直すと税金が増える場合

売上が漏れていた、何らかの収入が漏れていた、入れてはいけない扶養を入れていた、など、きちんと申告すると税金が増える場合は「修正申告」と呼ばれる手続きにより、確定申告のやり直しが出来ます。

やり直しした場合、増えた税金に加えて「延滞税」という税金を支払う必要があります。

延滞税は利息のような税金で、年率は平成29年で2.7%、平成29年3月16日〜修正申告日(増えた税金の支払いが後日なら、支払い完了日)までの期間について、かかります。

ただし、延滞税が千円未満の場合はかかりません。

やり直しても税金が変わらない場合

やり直しをしても税金が変わらない場合や、繰越損失(※)が変わらない場合は、確定申告のやり直しをする必要がありません。

(※)個人事業主の赤字や上場株式の譲渡損失など将来の利益と相殺できるもののことです。

例えば、収入の申告が漏れていた場合に、収入を追加で申告したとしても医療費控除などの控除が大きくて税金がでない場合があります。

このような場合は、特に何もしなくて構いません。

やり直しができない場合もある

殆どの間違いはやり直しができますが、一部やり直しのできないものがあります。

どちらも間違いではない場合

例えば、AとBのどちらを選んでも問題ない場合に、最初にAを選んだ場合は、後でBを選び直すことが出来ません。

例えばこんなケースです。

・上場株式の配当は申告書に書かないで確定申告したけど、よくよく考えたら申告した方がトクだから、やっぱり申告したいな。(又は逆のパターン)

・ユニセフに寄付して税額控除を受けたけど、所得控除の方がトクだから変更したいな。

・不動産を売却した時の取得費を売値の5%で申告したけど、後で実際の取得費が分かったので、申告をやり直ししたいな。

いずれも、当初の処理は間違っていません。

間違っていないので、やり直すことが出来ない、というわけです。

確定申告時のみ手続き可能なもの

確定申告時にのみ手続き可能なものを、万が一確定申告時に漏らした場合は、後で取り戻すことは原則として出来ません。

その代表選手と言えそうなのが、住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)です。

例えば、確定申告で医療費控除は申告したが、住宅ローン控除をうっかり漏らしていた場合です。

この場合は、更正の請求を行うことが出来ません。

もし、このような事態が起きた場合は、ダメ元で税務署に個別相談に行くことをお勧めします。もしかしたら何らかの対応をして貰えるかも知れません。

なお、確定申告をしていない方(例えばサラリーマンの方)は、確定申告期限を過ぎても住宅ローン控除の手続きが出来ます。

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【編集後記】

午前中に国会図書館へ行きましたが、最寄駅からの徒歩で汗ばみました。

帰りに丸ノ内線の国会議事堂前駅までダッシュ(走りたいのではなく、止むを得ず)。

こんな時に備え、既に扇子を常備しております (^^)v

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