確定申告するから年末調整は不要、はホント?ウソ?

確定申告するから年末調整は不要でしょ?との声を

ときどき耳にします。

確かに、ちゃんと確定申告を行えば

問題なさそうですが・・・・。

このあたりの決まりなどをまとめてみました。

年末調整と確定申告は関係ない

いきなり結論ですが

確定申告をする場合でも年末調整は必要

です。

年末調整は、勤め先からもらう給料をもとに

税金の精算をする手続きです。

後日確定申告をする、しないなどの

個人それぞれの事情は、一切考慮しないことに

なっています。

仮に、確定申告をするから年末調整を不要にすると

いったところで

その人が本当に確定申告する保証はありません。

だから、勤め先にかかる給料の税金だけでも

先に精算(=きちんと税金を計算)する必要が

あるわけです。

年末調整不要派?の言い分

年末調整なんて、しなくて良いじゃないの?

とおっしゃる方の言い分を想像してみました。

会社に書類を出すのが面倒

年末調整を受けるためには

・扶養控除等申告書

・保険料控除申告書

・配偶者特別控除申告書

・住宅借入金等特別控除申告書

と、最大4種類の申告書を

会社に提出する必要があります。

更に

・保険料控除の証明書

・地震保険料控除の証明書

も取り揃える必要があります。

しかも、年末近くの忙しい時期に申告書を書いたり

証明書を取り揃える必要があります。

確定申告で追加の納税が嫌だ

年末調整は、毎月の給料から天引きされた税金の

精算をする手続きです。

天引きされた税金が結果的に多ければ

還付金として戻ってきます。

(少なければ更に給料から天引き。。。)

他に副業がある方だと、年末調整の結果

還付金があったとしても、後日の確定申告で

税金を支払うのは、気分が良くないです。

だったら、年末調整をしなければ

確定申告で支払う税金が少なくなるか

還付されるかもしれません。

これって、いつ還付されるかの問題だけで

損得はほとんどありません。

でも、フトコロから出ていくお金は

極力抑えたいのが人情です。

そう思ったら、年末調整を避けたくなるのでは

ないでしょうか。

不都合な情報が税務署に行くのでは?

年末調整を受けると、なにか不都合な情報が

税務署に行くのでは、とおっしゃる方に

たまーにお会いします。

確かに、(不都合かどうかはともかく)

一定以上の給料をもらっている方の情報は

勤め先から税務署へ報告が行きます。

あなたが役員でなければ、年末調整を

・受けた場合・・年収500万円をこえる

・受けなかった場合・・・年収250万円をこえる

ときに、報告がいきます。

年末調整を受けないほうが、報告のハードルが

下がりますね。

それでも年末調整を避けたい場合は?

それでも、どうしても年末調整をさけたいアナタ。

できるかどうか、避けられるかどうか

という意味ではありませんが

こんなときは年末調整ができません

というケースを挙げてみます。

前職の源泉徴収票が提出できない(転職した年のみ)

会社に、前職の源泉徴収票を提出することが

できない場合、会社は年末調整ができません。

年末調整は、今の職場と前職の給料を足して

計算するルールのためです。

前職の源泉徴収票を無くした場合や、前の職場が

源泉徴収票を発行してくれない場合に

このような状況になります。

(確定申告は忘れずに行いましょう。)

年収2千万円オーバー

年収2千万円オーバーの人は、年末調整ができず

源泉徴収票をもらって、自分で確定申告を行います。

ただし、この場合でも「扶養控除等申告書」の提出は

省略できませんのでご注意を。

災害により被災された方

災害により被災された方で、給料からの税金天引きを

減免や猶予されている場合、年末調整ができません。

ダブルワークでメイン以外の勤め先

ダブルワークの方で、メイン以外の勤め先(※)

については、年末調整ができません。

※正確には「扶養控除等申告書」を提出していない

勤め先

日雇いバイト

日雇いバイトの方は、年末調整ができません。

一日あたりの給料が9,300円以上あるのに

税金の天引きがされていない方は

日雇いバイトの扱いを受けています。

扶養控除等申告書を提出しない

扶養控除等申告書を提出しない場合は

年末調整ができません。

ただし、この申告書の提出がない場合は

給料から天引きされる税金が

めちゃくちゃ高くなります。

給料 申告書提出あり 申告書提出なし
20万円 4,770円 20,900円
30万円 8,420円 52,900円

(配偶者・扶養親族なし、社会保険は考慮しない)

といった具合です。

天引きされる税金は大まかな額なので

確定申告を行うと損得なく精算されます。

(天引き税金が結果として多すぎたら還付、少なすぎたら追加納付)

毎月の手取りは、ものすごい減りますけど。。。

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【編集後記】

年末までの日数を数えると、恐ろしいほどに

日がないことに気づき、あたふたしてきました。

気づくのがちょっと遅かったかもしれません。

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