皇居の外周でジョギングを行う、いわゆる皇居ラン。
首都圏でジョギング、マラソンをやっている人間なら、知らない人はいないのではないでしょうか。その反面、やらない人間からすると、何を嬉しがって走っているのかと疑問にもつ方もいるようです。
何を今更、というのは百も承知。敢えて、走る人間から見た、皇居ランの魅力や、皇居ランのイマイチな点について記してみます。
目次
皇居ランのここが魅力
いろいろな意味で走りやすいコース
皇居ランのコースはこんな感じです。
地図に出ていませんが、一周するとちょうど5kmです。ある程度走り慣れている人間だと、この5kmの距離が長すぎず、短すぎず良いのです。
今日は調子が良いから4周しようとか、今日はサッと流すので1周で良いや、など、距離の調整がしやすいのです。
また、信号が一切ありませんので、街中をジョギングしている時にありがちな信号待ちのストレスもありませんし、コース上に数箇所トイレがありますし、適当な登り下りがあって刺激になります。
ジョギングコースとして作ったのかと勘違いするほど、よくできています。
東京に来た感じがする
これは筆者のような、東京以外から出てきた人間ならではの感想かもしれません(汗)。
日本の中心で走っている、独特な達成感があります。
なんとなく神々しい
これは筆者の独断と偏見です(^^;
ビルだらけの東京の中心に、なぜかこんもりとした広大な森(皇居)がある。よくよく考えたら不思議な光景だと思います。そう思うと、一種の神々しさを感じてしまいます。
ランナーの必須設備「ランステ」が沢山ある
ランステとは、ランナーズ(ランニング)ステーションの略称です。ランステは、更衣室、ロッカー、シャワールームを備えた設備のことで、ジョギングに必要な用品のレンタルも行っていますので、手ぶらでジョギングすることもできます。
シャワールームにはシャンプー、コンディショナー、ボディーソープが、女性用のパウダールームには、メイク落とし、化粧水、美容液が常備されているのが殆どです。
料金はランステによって様々ですが、私の知っている限り、最安で500円から利用できます。
次の地図の、赤い丸がランステで、あちらこちらに存在することが分かります。
皇居ランのここがイマイチ
ランナーで混んでいる
人気があるので仕方がないですが、水曜日の夜は特に混んでいます。コースが混むのは仕方がないですが、場合によってはランステを使えないほど混雑していることもあります。
時と場合によっては排気ガスを吸いまくる
特に平日ですが、コースの隣は交通量の多い道路ですので、排気ガスを吸いまくります。早朝や土日は比較的交通量が少ないので、気になる方は時間帯を選んで走ると良いと思います。
コース周辺で買い物は出来ない
当たり前といえばそうですが、コース周辺にコンビニはおろか、自販機もありません。
飲み物は事前に調達する必要があります。