贈与税は財産を貰った人が払う・・・だけではない

人から人へ、財産をタダであげたら贈与税がかかります。

(生活費、慶弔関係、教育費など、贈与税がかからないものもありますよ。)

それでは、贈与税を支払うのは、誰でしょうか?

もちろん、財産を貰った人!と言いたいところですが、そうならない場合もあるんです。

贈与税は財産をもらった人が払う

贈与税は、財産をもらった人が支払う必要があります。

おじいちゃんから小さい孫へ贈与をした場合は、お孫さんが贈与税を支払う必要があるわけです。

この場合、実際にはお孫さんは手続きできないでしょうが、お孫さんの財産のなかから贈与税を支払う必要があります。

ちなみに、海外では財産をあげた側が支払うルールの国もあるようです。

財産をもらった人が払わない場合

例えば喧嘩別れするような関係なら・・

財産をもらった人が贈与税を払わなかった場合は、どうなるでしょうか?

身内の間の贈与では、そのような事はあまりないと思われますが、ちょっとしたことで人間関係が終わってしまう間柄の場合は、十分有り得る筈です。

贈与の後に喧嘩別れした、とか。

このような場合に、財産をもらった人が税金を支払わずにどこかに行ってしまったら、或いは税金の支払いを拒否したら??

まさかのブーメラン

答えは簡単で、税務署は財産をあげた人に「贈与税払ってね」と請求します。

言われた側としては、「財産をもらった人に言ってよ」だとか「(財産をもらった人は)財産もってるんだから差押えしろ」などと反論したいところです。

残念ながら、これらの反論は法律上できません。

財産をもらった人に税金を支払えるだけの蓄えがあったとしても、です。

とても不条理で筋が通らない話のように思えますが、国としては取りっぱぐれのないよう、財産をあげるほどゆとりのある人に負担してもらうよう、ルールを用意している、という訳です。

このことを、専門用語で「連帯納付義務(れんたいのうふぎむ)」と言っています。

財産をあげた人をAさんとすると、Aさんには連帯納付義務がある、というような表現をします。

本来払うべき人に請求できるが・・・

連帯納付義務を果たしたAさん、このまま泣き寝入りでしょうか?

Aさんには、本来贈与税を支払うべきだった人に「お前の贈与税を代わりに払ったんだから、その分返せ」と言える権利があります。

ただ、もともと払うべきだった人が払わなかったから、このような事になっている訳です。

そんな簡単には贈与税を払ってくれないでしょう。

財産をあげた人が贈与税も負担したら、贈与税もう一丁

先ほど出てきたおじいちゃんと小さいお孫さんの場合、優しいおじいちゃんは可愛い孫の贈与税まで面倒みちゃうことも珍しくありません。

というか、よく耳にする話です。

この場合、お孫さんの財力で負担すべきだった贈与税をおじいちゃんが代わりに負担してあげることになるので、この贈与税に贈与税がかかるという、何ともややこしい状況に陥ります。

まとめ

贈与税の支払いについて、以下の事を確認してきました。

・財産をもらった人が支払う

・財産をもらった人が支払わない場合は、あげた人が支払う

・財産をあげた人が贈与税を負担してあげたら、その負担した贈与税も贈与税の対象

贈与税を支払うべき人が支払わない状況は、あまり起こらないと思いますが、贈与税ならではの変則的な取り扱いは、頭の片隅に入れておきましょう。

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【編集後記】

ブログの方向性について悩みはじめました。

今のところ「自己紹介ブログ」の域を出ていないのをヨシとするかどうか??

しばらく悩んでみます。

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