確定申告の無料相談に行くなら、事前にきちんと準備をしておくと、一回の相談で効率良く確定申告を終わらせることもできます。
目次
医療費は事前に集計しておく
医療費控除を受ける場合は、医療費の領収証を事前に集計しておきます。
受診者毎、病院毎に領収証の金額を合計して、メモしていきます。
医療費集計メモの例です
無料相談会場では、医療費の領収証を全てチェックされることはなく、メモで用意した金額がそのまま確定申告書に記載されます。
医療費で分からないことは、こちらから聞くようにしましょう。
不動産所得や事業所得などもなるべく集計しておく
不動産所得や事業所得がある方は、収入や経費について事前に集計しておくと良いです。
集計せずに無料相談会場に持ち込んでも、その場で集計をするよう言われるだけですので、その分後回しにされます。
事業所得なら月別売上(収入)金額及び仕入金額、給料賃金の内訳、専従者給与の内訳
不動産所得、事業所得ともに、減価償却費の計算
以上の項目は最低限記入しておき、その他もなるべく記入しておくと当日の相談がスムーズです。
忘れずに持って行くもの
昨年の申告書
昨年の申告書控を持参すると、今年の確定申告を行うための参考になるので相談員に喜ばれます。
認印
申告会場によっては書面で提出の場合がありますので必要です。
源泉徴収票、控除証明書
源泉徴収票や控除証明書は、無いと申告ができませんので、全て漏れなく持参するようにします。
マイナンバーのコピー
平成28年分の確定申告から、マイナンバーの記入が必要になります。
申告する人はもちろん、扶養控除や配偶者控除を受ける方についても必要です。
通知カード(緑色の薄いカード)を持っている場合
・通知カード裏表のコピー
・身分証明書(運転免許証など)のコピー(申告する本人のみ。扶養控除や配偶者控除分は不要。)
マイナンバーカードを持っている場合
・マイナンバーカード裏表のコピー
還付金の受取口座の情報を用意しておく
申告の内容によっては、税金が戻ってくることがあります。
戻ってくる税金(還付金)は、指定口座に振り込まれますが、口座情報を確定申告書に記入することで口座の指定を行います。
特に、代理で無料相談会場に出向く場合には、口座情報が直ぐに分からないことがあります。
医療費控除やふるさと納税など、税金が戻ってくる可能性が高い申告内容の場合には、事前に口座番号を用意しておきましょう。
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【編集後記】
バイキングに行くとついつい食べ過ぎてしまいます。
お腹周りが少しキツくなった気がしますが、怖くて体重計に乗れません・・・。