自分自身の思いと、得られた結果が相違することはままあります。実例を基に、どうすれば良かったのか振り返りました。
状況
サラリーマン時代に、上司と2人でお客様訪問をした時のこと。
そのお客様とは玄関先で面談を行いましたが、土間には折りたたみの椅子が二つ用意されており、私と上司はそれぞれ椅子へ着席。
暫く後に、新たな訪問者が。このお客様を紹介いただいた方でした。
その方は立ったままお客様と応対しようとしていますが、特に身体が悪い、ご高齢といった事情はありません。
取引の立場上、席をお譲りした方が良いと思われる状況です。
私がしたこと
その方に声を掛けました。「(席を)替わりましょうか」
帰ってきた答えは「大丈夫です」
今から思えば、そりゃそうですよね。
そのように声を掛けられたら、そう答えるしかないでしょう。
上司がしたこと
特に何も言わず、座っていた椅子から立ち、その方に席を勧めました。
その方は最初は遠慮されましたが、最終的には椅子に着席され、そのまま打合せが進んでいきました。
どうすれば良かったのか
私のように声を掛けるなら、〜しましょうか、と相手に遠慮させる選択肢を与える声掛けはダメですね。
〜します、と言い切って直ぐに行動に動くか、上司のように言わずに行動に移す、これが正解のように思います。