経費、費用、損金。それぞれの違いを解説します

「これは経費に落ちる」

「費用計上しよう」

「えらい損失が出てしまった」

「これは損金不算入です」

試算表、決算書、申告書に関わっていると、似たような意味に思える言葉が飛び交っています。

何が違うのでしょう?

経費

経費と言う言葉は、事業をしていると日常的に使う言葉です。

事業を遂行する上で生じたものは、経費です。

費用

費用と言う言葉は、日常生活でも使うことはあります。

事業をしていると、試算表や決算書など、会計に関する場面でよく出る言葉です。

やや専門用語の匂いがしますね。

「費用」は、先ほどの「経費」と同じ意味と考えて差し支えありません。

事業を遂行する上で生じたものは、費用(=経費)です。

損失

損失は、これまでの費用(=経費)と肌合いが異なります。

イメージとしては、本当は無い方が良いのに生じてしまった費用、でしょう。

例えば、株式の評価損、貸倒損失など。

「損失」も、会計に関する場面でよく出てくる言葉です。

損金

初めて「損金」と言う言葉を聞いた時に思ったのは、「ん?なんか損したの?」でした。

これまでに登場した費用や損失を、法人税の世界では、まとめて「損金」と読んでいます。

つまり、損金とは、法人税の計算をする上での「経費」です。

損金算入、損金不算入って何だ?

それでは、損金算入、損金不算入とは何でしょう?

実は、費用や経費=損金とは、必ずしも言えないことから生まれた言葉なのです。

先に図を説明しますと

①の部分が「損金不算入」

②の部分が「損金算入」です。

損金不算入とは、試算表や決算書では経費になっているが、法人税の計算では経費として認められないものです。

例えば、役員に賞与を支払った場合、試算表や決算書では、費用として計上します。

ところが、法人税の計算上は経費として認められません。

このことを「役員賞与は損金不算入だよね」などと言ったりします。

損金不算入の仲間は、他にも沢山あります。寄附金、交際費、法人税、罰金などなど。

損金算入は、損金不算入の逆です。

費用として計上されていないのに損金算入というのは、イメージが湧きにくいかもしれません。損金算入の例としては、土地などが収用された場合の特別控除があります。

損金算入は、実際に登場することは稀ですので、あまり意識しなくても良いと思います。

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【編集後記】

今日は別の内容を書こうと思っていたのですが、それを書くためには損金の意味をお伝えする必要があったので、急遽差し替えしてみました。

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