【相続税申告】家庭用財産も申告必要だけど、評価はどうするの?

相続税の申告は、故人の財産に評価額をつけて申告します。

ありとあらゆる財産が申告の対象になるので、家具や家電製品などの家財道具も申告対象です。

これらの家庭用財産、どんな評価額をつければ良いのでしょうか?

家庭用財産とは?

家庭用財産として考えらる財産は

・家具

・家電製品(スマホ含む)

・電話加入権

・書籍

・骨とう品

・趣味の収集物(切手、コイン、オーディオ、鉄道模型などいろいろ)

・自動車やバイク

・ロードバイク

などなど、生活や趣味と関係のある物が家庭用財産です。

これらの財産は、うっかりすると申告することを忘れがちです。

国税庁もそのことをよく分かっていて、相続税の申告のためのチェックシートを用意しています。

このチェックシートには

こんなチェック項目がちゃんと用意されています。

家庭用財産を載せないで申告したら、税務署の目につきやすい申告書になること間違いありません。(金額的な影響は大きくはありませんが。。)

もちろん、故人の事情(例えば、自宅を処分して施設暮らし)があれば、家庭用財産が無いことも考えられますので、絶対申告せよ、ということでは有りませんので念のため。

家庭用財産の評価方法

家庭用財産の評価は、相続開始時点における時価で評価することになっています。

具体的には、財産の種類に合った方法で評価をしていきます。

例えば自動車のように、中古市場が発達しているようなものは、中古市場での買取価格が参考になります。

書画や骨とう品などのように、発達した市場がなく特殊なものは、専門店(美術商など)に鑑定を依頼し、必要があれば鑑定書を作成してもらいます(証拠として必要)。

電話加入権は、国税庁が都道府県ごと・年ごとに評価額を決めています。

東京都の2017年度分(平成29年分)の評価額は、一本当たり1,500円です。

市場もなく専門家による評価もできない財産については、新品で購入した場合の金額を減価償却した金額で評価します。(この評価方法は、ふーんそうなんだ、程度でOKです。)

評価は財産ごとに行いますが、一個・一組の財産の価値が5万円以下なら、まとめて評価してもいいよ、とのルールもあります。

実際の申告ではどうしているか

家庭用財産について、実際のところはどうなのか。

筆者が行ったり、見聞きしたことがある方法を書きたいと思います。

・自動車・・・中古車の買取価格情報を複数集めて、平均値などで評価。

・骨董品・・・骨董商に価値の有無を判断してもらう。価値があったものは鑑定書発行を依頼。

・美術品・・・骨董品と同じ。ただし保管状態が悪いと値がつかないことが多い。

・その他価値がありそうなもの・・・取扱店に聞いてみる。

・そんなに価値のなさそうなもの・・・一律でいくら、とざっくり評価。

実際のところ、美術品などをお持ちの故人は、そんなに頻繁にお目にかかることはないので

・自動車・・・・・中古買取価格

・電話加入権・・・1,500円

・その他の財産・・このあと説明

を申告することがほとんどです。

この場合、その他の財産をいくらで評価するかが問題ですが、どういうわけか

10万円から50万円ぐらいの範囲で相続人さんと相談して決める

といった慣習のようなものあります。

(複数の資産税専門事務所で経験したり見聞きしたことです。)

10万円や50万円に根拠などありませんけど、これで何か問題になった話は聞いたことがありません(骨董品など特別な値打ちのある財産がある場合を除く)。

もちろん、10万円の価値すらない、5万円で申告だ!、というのも、それなりに根拠があれば問題ありません。

家電やノーブランドの家具をハードオフなどに持ち込んでみると分かりますが、家じゅうの財産をかき集めても、10万円の値がつくことなんて中々ありませんから。。。

ちなみに、国税庁が思う家庭用財産の価値は

(出典:国税庁ホームページ「相続税の申告のしかた」)

まさかの250万円。。。。

さすがにこれは無いんじゃないかと。

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【編集後記】

午前中は私用(家具の廃棄処分)、午後は研修受講でした。

午前中が慣れない肉体労働だったためか、午後の研修は若干目が重かったです。。。

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