迎賓館赤坂離宮は、主に外国の賓客に対して接遇を行うための施設です。
その性質上、一般人には縁の無い施設と思いがちですが、普通に一般公開されています。
ジョギング帰りの汚い身なりでも中に入ることができます。
迎賓館について
迎賓館は東京と京都にあり、東京の迎賓館は赤坂にあります。
赤坂と言っても、最寄駅は四ツ谷駅だったりしますが。
四ツ谷駅を下車し、外堀通りを南に5分ほど歩くと、その荘麗な建物が見えてきます。
赤坂の迎賓館は、1909年に建造されたそうです。ネオバロック様式という西洋風の建物です。
都会の真ん中に突然現れた異次元空間の如く、不思議な感じがします。この場所だけ、どことなく明治の薫りがしてきて、タイムワープした気分です。
たまたまですが、入り口手前の公園でバグパイプの演奏をしている方がいて、更に気分が盛り上がります。
建物内は事前予約が必要
迎賓館の建物内に入るには、事前予約が必要です。
予約は内閣府ホームページから。
定員を超えると抽選です。本日(4月29日)だと、6月22日以降の入館につき申し込みができるようです。
筆者が迎賓館を訪れた際は、団体の観光客で一杯でした。迎賓館が組み込まれたバスツアーがあるのですね。
入館料は大人1,000円、中高生500円、小学生以下は無料です。
前庭は予約なし・無料で入ることができる
迎賓館の前庭は、予約なしで入ることができます。しかも無料です。
入り口で手荷物チェック、金属探知機によるチェックがあります。
またペットボトルを持参している場合は、危険物でないことの証明のため、その場で一口飲むよう促されます。
筆者が訪ねた時はランニング姿だったので、係りの人に「念のためですが、館内は走ることができませんので」と申し訳なさそうに説明されました。さすがに走りませんけど・・。
入り口さえ通過すれば、あとは自由に見てまわることができます。迎賓館の建物にも、かなり際まで近づくことができます。
見ているとうっとりします。都心にいることを忘れてしまいそうです。
更に近づきます。
装飾が凝っています。
真ん中の紋章は桐紋(きりもん)です。日本国政府の紋章だそうです。
上の方には菊花紋章が確認できます。
迎賓館を背中に前庭を眺めてみます。
左の方に赤いテントがありますが、そこでは軽食やお茶をいただけます。
迎賓館を眺めながら優雅なティータイムも素敵ですね。
お庭の手入れも行き届いています。
心が洗われるようです。
都会のオアシスとも言える迎賓館赤坂離宮。
前庭までなら気軽に立ち寄れますので、是非行かれては如何でしょうか。
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【編集後記】
とある施設で無料の手相鑑定を行っていたので、見てもらいました。
鑑定結果は、起業家らしい手相だが、お金は儲からないという何とも微妙な結果でした。