勘定科目の決め方に絶対はない イメージしやすい科目にすればOK

この支払い、勘定科目は何にすればいいんだろう?

勘定科目はこれで合ってるのかな?

勘定科目は意外にスパッと決まらないことがありますが、そんなに拘らなくても良いですよ。

自動車税は租税公課の一択?

あるFAQサイトで、自動車税を計上する際の勘定科目は?との問いに、租税公課しか有り得ない、との回答ばかりでした。

確かに租税公課は正解ですが、租税公課じゃないと絶対にダメかというと、そんなことは有りません。

例えば「車両費(又は車両関連費)」といった勘定科目があります。

その名前の通りで、車にまつわる諸費用を計上するための勘定科目です。

自動車税はもちろん、駐車場代、ガソリン代、保険代、高速代など、車にまつわるものは全て車両費で計上します。こうすれば車に関する経費が一目瞭然です。

このように、自動車税は租税公課じゃないとダメというのは、間違いです。

この費用はこの勘定科目に含まれているよな、など、試算表や決算書を眺めた時にイメージし易い勘定科目がベストです。

雑費はなるべく避けましょう

雑費は便利な勘定科目です。よく分からなければ雑費にでも放り込んでおけ、といったところでしょうか。

雑費は、いわば「その他経費」。

色々な費用が流れ込み混沌としがちで、雑費の計上額を眺めても何の分析も出来ないですし、そもそもイメージも浮かばないでしょう。

そのため、雑費の使用はなるべく控えた方が良いです。

但し、費用の出現頻度が比較的レアだとか、金額が相対的に小さいものは、雑費で構いません。

具体的な勘定科目での計上に拘り過ぎると、勘定科目が増えすぎて、逆に分かり辛くなるからです。

大事なのは継続性

勘定科目の選択で大事なのは、継続性です。

例えば、先ほどの自動車税。

ある年は租税公課で、またある年は車両費で計上したとします。

そうすると、年度毎に成績を比較した時に全く比較する意味がない、ということになってしまいます。

一度計上する勘定科目を決めたら、余程のことがなければ変更せず、初心を貫き通しましょう。

明らかに間違っている場合は思い切って変更を

先ほど、一度計上する勘定科目を決めたら余程のことがなければ変更せず、と書きましたが、例外があります。

それは、明らかに間違っているときです。例えば・・

・法人の経理処理で、法人税、住民税、事業税を租税公課で計上している。

・何でもかんでも雑費で計上している。

・本当は売上原価(=売上と直接ひも付き関係にある原価)なのに、通常の経費として計上している。

これらの間違いは、放置すると経営成績をまともに評価することができませんので、試算表や決算書そのものの値打ちが下がります。

過去の明らかな間違いは、気付いた後は正しい勘定科目で計上するようにします。申告が終わったものは修正不可です。

まとめ

勘定科目の選択は、経営者がイメージし易いものにして、一度決めたら使い続けましょう。

明らかな間違いに気付いた時は、その後は正しい勘定科目で計上します。

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【編集後記】

偉そうに書きましたが、会計事務所1年目の時に、しょーもない処理をしていました。

決算処理の時に、雑費から消耗品に振替(変更)する処理を一生懸命やっていたのです。もちろん変更の必然性はありません。

あぁ恥ずかしい。

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